【攻略中級】カタンの開拓者たち

【攻略中級】カタンの開拓者たち

ドイツゲームの金字塔カタンの開拓者の中級攻略記事、これからカタン王を目指す人の為の登竜門

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プレイ時間プレイ人数利用シーン
30分3〜6人友達とじっくり楽しむ

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カタンの開拓者を知らない方、ルールをまだ覚えていない方はこちらの記事からお読みください。

1.初期配置

1-1. 座面と順番で判断する

  • 1番目:基本出目で選ぶが、資源の希少性を見て選択
  • 2番目:基本出目で選ぶが、資源の希少性を見て選択
  • 3番目:4番目の置く位置と道を考えて置く
  • 4番目:その時の最適な組み合わせで置く

初期配置で重要なのが、順番に応じて戦略や視点を変える事 です。自分の番で考えるべき視点は簡単に上に記載しましたが、1番目、2番目まではシンプルです。短時間で6手先、7手先を読むことは難しいので、基本的には出目と希少性の掛け算で考えます。一方で、3番目は3手先を読みつつ、自分の初手を置くので一番難しいと言えます。4番目は一度に2個開拓地と道を置けるので、その時に戦略の方向性は見えやすいです。

1-2. 道の作る場所

初期配置の道の置き方で気をつけなくてはいけないのが他のプレイヤーの開拓地の場所と道です。 最初の道を無駄にせずに生かすことはカタンにおいて非常に重要 です。その為、なるべく1個目の開拓地では確実に他プレイヤーに取られそうな土地は避けて、出目はあまりよくなくても海側を目指すことを意識すると良いでしょう。また2つの開拓地の内、少なくとも片方だけでも道を生かすことを必ず意識しましょう。

1-3. 出目でみる 出目は確率、道セット、都市セット

出目の確率は一定です。出目で見る事は初級から重要とお伝えしましたが、仮に出目が4や、10で合ったとしても取れると良い組み合わせがあるので覚えておきましょう。それが、道セット、都市セットです。例えば、この場合は10の土と、木を取っているので、10が出れば道を作り開拓地まで早く進めらます。

1-4. 資源量は偏るもの

初期配置の最後のポイントとして、資源量の偏りがあります。 初期配置のタイミングで資源の希少性も頭に入れ、ゲームの中で不足しそうな資源をしっかりと理解する事が大切 です。特に希少性の高い資源を持つことで交渉では優位に立てます。ただ、全ての資源を初期配置で上手く取れるとは限らないので、全資源を獲得する事よりも、しっかりと資源を産出するかどうかを意識してみましょう。

2.都市化か?開拓地か?

2-1. 開拓地の場所で同盟が出来る

開拓地や、都市を共有する事はそのプレイヤーと資源タイルを共有するので自分の資源タイルに置かれた盗賊に対しての対処という意味では二人のプレイヤーで共通のメリットが出ます。隣接したプレイヤーとの関係性を考えて上手く同盟関係を作ってみましょう。

2-2. 確率論で資源持ちになる

カタンの開拓者は基本的に確率で考えましょう。初期配置でも記載しましたが、迷ったら図の通り確率で出目を意識しつつ、開拓地の配置を行なっていくことが大切です。資源はあって困ることがないのがカタンです。

2-3. 結局どう決める?

効率的に道資源を活用していく事で、開拓地を素早く増やしていくことが出来ます。その中でも道の資源が豊富な場合は開拓地戦略を取り、他者よりも先んじて、優良な土地を抑えていくべきでしょう。発展カードや、都市化は後回しにしてでも、とにかく開拓地を増やしましょう。

一方で、鉄や麦資源が豊富であれば、発展カードなどを引きつつも都市化を進めていきましょう。

プレイヤー間の資源のばらつきは必ずあり、どのプレイヤーも都市化か開拓地作りの選択をしていきます。順番はどちらであれ、 一定カタン島が発展したところで交渉の余地が出てきます。 序盤で土が希少資源で1人のプレイヤーが多く持っていても、結局そのプレイヤーはゲームが進むにつれ、麦や鉄資源を求めていくので、待っていれば 交渉の機会はやってくる のです。

3.港の活用法

港には一個の資源を2:1で交換出来る専門港とどんな資源でも3:1で交換できる3:1の港の二つがあります。その港をうまく活用する事で勝率はぐっと上がります。

3-1. 港はあって困る事はない

港は、基本的にあって困る事はないので、初期配置では必ず自分の資源選択と一緒に 専門港や3:1港の位置も確認 するようにしましょう。

3-2.自分の最強資源と港のセットは強い

このような盤面で、あなたが青のプレイヤーの時には羊の港を取る事で土資源がなくても将来的に開拓地を増やす事も容易です、また羊資源の多くを抑える事で、他のプレイヤーとの交渉も優位に進められる可能性があります。

3-3. 3:1の港は万能に強い

3:1の港は取れるのであれば確実に取るべき港です。理由は何点かありますが特に①3:1の港がある事で交渉力が上がる。②資源効率が上がるが主な理由です。

①通常の資源交換では同じカード4枚で1枚の好きなカードとの交換ですが、それが3枚で1枚の交換が可能な為、他プレイヤーとの交渉においても常に多くても1枚に対して2枚の対価での交換がしやすくなります。 (足元を見られにくくなります。)

②資源を効率良く使うという点で、自ターンの際に資源を使用して出来る事の幅が広がり、そのターンでカードを使い切りやすくなります。あと1枚あれば他のアクションを取れる!みたいな状況に置いて交渉は大胆かつ無駄の無いものになっていきます。

何より、カードがあると盗賊から狙われたりするので、 自ターンで最高の終わり方はカードを0枚にして終わる事 です。

4.おまけ

最後に記者おすすめの2戦法をご紹介します!

4-1.サテライト戦法

道の効率性が非常に高く、一本の道から二つの開拓地の可能性を作り出す事が出来ます。最後の追い込みにも効きますし、サテライト戦法で作った場合はその周辺のタイルから必ず2枚の資源を獲得できるので、その資源での優位性は上がります。 デメリットは盗賊に狙われやすいところ ですが、それでも3タイルの内2タイルは常に強いのでお釣りはきます。

4-2ベネチア戦法<海港都市戦法>

海沿いの港とセットで取りに行く戦法。初期配置は殆どの人が3面取りをするのが効率的である為、相当出目がよくない限りは、2面取りを意識したベネチア戦法が取れると非常に強いです。

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