【侍石】〜磁石を並べきる!説明不要のマグネットアクションゲーム〜
侍石(じしゃく)は、2019年5月にホビージャパンから日本語版が発売された、磁石の力を利用したアクションボードゲームです。順に磁気ストーンを配置していき、先に手持ちを置ききったら勝ちという説明不要のシンプルさ、くっついてしまった時の盛り上がりが掛け合わさり、超手軽に楽しめるボードゲームとして人気を集めています。
プレイ時間 | プレイ人数 | 利用シーン |
---|---|---|
10分 | 2人 | パーティー |
1. おすすめポイント
1-1. 説明不要のシンプルさ!
「ストーンを置くだけ」という超シンプルなゲームなので、ルール説明するまでもなく、子どもでも初見で遊べるところが、このゲーム最大の魅力です。
1-2. 大人も子供も大はしゃぎ!
子どもウケは抜群、侍石を渡すといつの間にか大盛り上がりしています。
ストーンがくっつく度に悲鳴や笑いが起こって、はしゃいでいる様子を眺めているだけでも楽しいです。
配置しようとすると磁力で一斉に動き出すストーンの様子に絶妙な緊張感も生まれ、大人もついつい夢中になってプレイしてしまいます。
2. ゲームの進行
侍石には4つの遊び方がありますが、最もスタンダードな「いちぬけ」のルールを紹介します。
18個あるストーンをプレイヤーに均等に配ります。
(2人なら9個、3人なら6個。)
プレイヤーは手持ちのストーンを、順番に1個ずつボードのくぼみに置いていきます。
その際、他のストーンにくっついてしまった場合、ペナルティとしてくっついたストーン全てを引き取らなければなりません。
例えば配置済みのストーン3個がくっついてしまった場合、置こうとしたストーンと合わせて計4個を手元に引き取って、次のプレイヤーの番に移ります。
先に手元のストーンを全て置いたプレイヤーの勝利となります。
3. 勝つためのコツ
3-1. 大きめのストーンを序盤に使う
ストーンのサイズに違いがあります。
大きめのストーンは、ゲーム終盤のボードが埋まっている時に置こうとすると失敗する可能性が高いので、ゲーム序盤に使ってしまいましょう。
3-2. 密集地帯には小さめのストーンを使う
ストーンが密集している所には、手持ちの中でも「小さくて細めのストーン」を置くようにしましょう。
くぼみのどちら側に傾けて置くかも重要です。
3-3. 少し近づけてストーンの動きを確認する
置こうとしているストーンをボードに近づけて、配置済みのストーンの動きを確認しましょう。
浮かせた状態で近づけるだけで揺れる場合は特に注意です。
磁石は、見た目ではS極かN極か分かりませんが、引き合うように揺れた場合は、持っている磁石の向きを変えると置けることがあるので、色んな向きを試すことが大切です。
4. その他のルール
スタンダードなルールを紹介しましたが、その他3つの遊び方も簡単に紹介します。
-脱落者-
失点を計算して脱落者を決めるルールです。
くっついたストーン1個につき1失点となり、10失点した人は脱落、残った人の勝利となります。
-狩り-
たくさんくっつけることを狙うルールです。
ボード上にストーンを配置した状態でスタートし、くっついた数に応じて、得点を獲得していきます。
-ソロプレイ-
プレイヤー1人で、ストーンが一切くっつかないようにどれだけ置けるかにチャレンジします。
全て配置なんて本当にできるのでしょうか...。
5. まとめ
2人向けとなっていますが、磁石を均等に分け合えば複数人でも遊べますし、チーム戦にしても楽しめます。
友達と集まった時、親子で遊ぶ時は勿論、ホームパーティーなど気軽に場を盛り上げるゲームとしてもぴったりです。
是非遊んでみてください!
6. 注意事項
このゲームは子どもでも楽しめると記載しましたが、磁石を飲み込んだり吸引してしまうなどの事故を絶対に起こさないよう、それぞれのご家庭で適切な関わり方、遊び方を心がけてください。
万が一そういったことが起こった場合は直ちに医師に相談してください。
飲み込んだ磁石同士が臓器を挟んで吸着した場合、重大なけがを引き起こす可能性がございます。