【ハゲタカのえじき】 ~相手のカードを予想して、ハゲタカの様にポイントを貪れ~
ハゲタカのえじきは1988年にゲーム大賞をとったロングセラーなゲームです。(米国の著名なボードゲームデザイナーであるアレックス・ランドルフ氏が制作しました。)相手が場に出すカードの数字を読み合う推理力が試されるゲームです。今回はそんなハゲタカのえじきのルールについて紹介します。
プレイ時間 | プレイ人数 | 利用シーン |
---|---|---|
20分 | 2〜6人 | パーティー、キャンプ |
1.ハゲタカのえじきのおすすめポイント
最初に、ハゲタカのえじきのおすすめポイントを2つ紹介します。
1-1.ハゲタカのえじき – ここがおすすめポイント① – シンプルなゲームルール!
ハゲタカのえじきは、場に出す数字の大小だけで勝敗が決するゲームです。初めてにルールを紹介するのも30秒~1分あれば充分で、即プレーできる点が魅力です。
1-2.ハゲタカのえじき – ここがおすすめポイント② – 白熱の心理戦!
ハゲタカのえじきはどんなに大きなカードを出しても、他のプレーヤーと数字被りした場合は、ハゲタカカードの獲得権を失ってしまいます。何回かゲームを繰り返すことで、対戦相手のカードの出し方が分かってくるので、ハゲタカカードの数字が10のときに、周りのプレーヤーが14~15と非常に強いカードを出して数字が被る中、自分は最弱カードの1を出して勝利ということもあり得るのです。(そうなったときは本当に快感です!)シンプルなゲーム構成でも、心理戦が楽しめるという所がこのゲームの魅力です。
2.アイテムの紹介
次に、ハゲタカのえじきをプレイする上で使われるアイテムについて紹介します。アイテムは非常にシンプルで下記2種類のカード(手札カードとハゲタカカード)を利用します。手札カード(計15枚)は1~15の数字が描かれたものです。一方で、ハゲタカカード(計15枚)は-5~-1, 1~10の数字が描かれたものです。
ゲームの内容物(上段が手札カード、下段がハゲタカカード)
3.ゲームの目的
次にハゲタカのえじきの目的について紹介します。ハゲタカのえじきは各プレーヤーが自分の手札カードを駆使して、場に出されたハゲタカカードを獲得することを競うゲームです。勝利条件はシンプルに下記の通りです。
<勝利条件>
・最終的に手持ちのハゲタカカードに描かれた数値の総和
4.ゲームの準備
各参加プレーヤーに手札カードを配ります。(同じ色の15枚の手札カードを配ります。)15枚のハゲタカカードを良く切り山札として場に設置します。これでゲームの準備が完了です。
5.ターン消化の流れ
ゲームが手元にない中で視覚的にもよりイメージを持って貰うためにYouTubeでハゲタカのえじきのルールを説明している動画も併せて紹介します。(お笑い芸人のノンスタイル井上がハゲタカのえじきを芸人仲間達とプレーしている動画です。)
①山札のハゲタカカードを1枚めくる ハゲタカカードの山札の1番上に置かれたカードを1枚めくって場に表示します。
②勝負
各プレーヤーは自分の手札カードの中から好きなカードを一枚選んで、同時に場に出します。ここでの勝負の判定は以下の3パターンに分けられます。
A:場に表示されたハゲタカカードに描かれた数値がプラスの場合(1~10) 場に出された手札カードの中で一番大きな数値を出したプレーヤーが勝利し、場のハゲタカカードを獲得します。
B:場に表示されたハゲタカカードに描かれた数値がマイナスの場合(-5~-1) 場に出された手札カードの中で一番小さな数値を出したプレーヤーが勝利し、場のハゲタカカードを獲得します。
C:数字がバッティングした場合 一番大きな(或いは一番小さな)数字を出したプレーヤーが複数名いた場合は、それらのカードを出したプレーヤーはハゲタカカードの獲得権を失い、次点の(2番目に大きい或いは小さい数字を出した)プレーヤーが勝利し、ハゲタカカードを獲得することとなります。
Cの場合
③最終的な決着 15番勝負が終わった(全ての手札を使い切った)所でゲーム終了となります。各プレーヤーは手持ちのハゲタカカードに描かれた数字を合計します。そして、合計したカード数値の合計が一番大きい人が勝者となります。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?ハゲタカのえじきは誰でも簡単にルールを覚えることが出来ますが、相手が手札からどんなカードを出すか読み合うことの奥深さがあるゲームです。一度だけでなく複数回を重ねるごとに、対戦相手の癖や傾向が見えるてくると格段に面白くなります。ぜひ一度プレイしてみて下さい!