【Coup(クー)】~戦略とブラフで勝ち抜くカードゲーム!概要とルールを簡単に紹介!~
Coup(クー)はクーデターをモチーフとしたボードゲームです。2013年のゴールデンギーク賞カード部門とパーティ部門にノミネートされた作品です。販売元はAeon's Endなどを販売している、Indie Boards & Cardsで、拡張版として、Coup: REFORMATION が発売されています。今回はそんなCoup(クー)の概要を紹介します。
プレイ時間 | プレイ人数 | 利用シーン |
---|---|---|
15分 | 2〜6人 | 友人と、家族と、パーティで |
1.Coup(クー)のおすすめポイント
最初に、Coup(クー)のおすすめポイントを3つ紹介します。
1-1.ここがおすすめポイント① – 相手にバレないようにブラフを使う!
Coup(クー)では自分の手札にないキャラクターカードのアクションも行うことができます!
ブラフだとバレてしまわないよう、場の状況に応じたアクションを選択しましょう!
1-2.ここがおすすめポイント② – 他のプレーヤーの行動から推理!
ブラフがあるということは、ブラフを当てる「Challenges(挑戦)」という行動も可能ということです!
どれがブラフの行動なのか、後半はアクションが限られてくるので注意して観察しましょう!
1-3.ここがおすすめポイント③ – 6人までのプレイはもちろん、2人でも遊べる!
このCoup(クー)というゲームは6人まで遊べるゲームなのですが、2人でも遊ぶことができます!
情報が少なくなるのでブラフを見抜くのが難しくなりますが、気軽にプレイできるのでオススメです!
2.アイテムの紹介
次に、Coup(クー)をプレイする上で使われるアイテムについて紹介します。
ゲームの内容物
- サマリーカード(写真左上)
- コイン50枚(右上)
- キャラクターカード(下)
拡張版ではチーム戦やキャラクターが追加されます!ぜひこちらもお試しください!
3.ゲームの目的
Coup(クー)の目的について簡単に紹介します。
Coup(クー)は最後まで生き残ったプレーヤーが勝者となります。
以下、簡単にルールを紹介します。
まずはゲームの準備について説明します。
サマリーカードとコイン2枚を各プレイヤーに配ります。 各プレイヤーにランダムに2枚キャラクターカードを他の人に見えないよう裏向きで配ります。
残りのコインとキャラクターカードは中央に置きます。
ゲームの準備
各プレイヤーの手元の伏せてあるカードは行動可能を意味し、
手元の2枚のカードが他プレイヤーからのアクションにより表向きとなり行動不能になった場合、そのプレイヤーは敗退となります。
全てのプレイヤーが自分のターンに行えるアクションは以下の通りです。
- Income(収入):場からコインを1枚獲得する。(他プレイヤーからブロックされない)
Income(収入)を行った状態
- Foreign Aid(援助):場からコインを2枚獲得する。(Duke(公爵)はブロックできる)
Foreign Aid(援助)を行った状態
- Coup(クー):場にコインを7枚支払い、他プレイヤーのキャラクターカードを1枚行動不能にする。(他プレイヤーからブロックされない)
コインが7枚あるのでCoup(クー)を行える状態
各キャラクターが持つアクションは以下の通りです。
- Duke(公爵):Tax(税収)→場からコインを3枚獲得する。
- Assassin(暗殺者):Assassin(暗殺)→場にコインを3枚支払い、他プレイヤーのカードを1枚行動不能にする。
- Captain(指揮官):Steal(窃盗)→他のプレイヤーから2枚コインを奪う。
- Ambassador(大使):Exchange(交換)→場のキャラクターカードデッキから2枚取り、好きな1枚と自分の手札1枚を交換する。自分のキャラクターカード1枚と選ばなかったキャラクターカード1枚は場のキャラクターカードデッキに戻す。
各プレイヤーは自分のターンに上記7アクションの内、いずれかのアクションを行います。
この際、他プレイヤーはそのプレイヤーが行ったアクションに対して妨害をすることが可能です。
妨害についてもキャラクター毎に能力があるので、紹介します。
- Duke(公爵):Foreign Aid(援助)を妨害できる。
- Captain(指揮官):Captain(指揮官)が行ったSteal(窃盗)を妨害できる。
- Ambassador(大使):Captain(指揮官)が行ったSteal(窃盗)を妨害できる。
- Contessa(伯爵夫人): Assassin(暗殺者)が行ったAssassin(暗殺)を妨害できる。
ここで、【クー(Coup)】というゲームの醍醐味を紹介します。
それは各プレイヤーはキャラクターカードを持っていなくとも、アクションや妨害を行えるというルールです。
このルールによりブラフ(相手を騙すこと)が生まれるのですが、 他プレイヤーのブラフに対して、各プレイヤーはChallenges(挑戦)を行うことができます。
Challenges(挑戦)をされたプレイヤーはカードを1枚表向きにします。
この際、キャラクターカードを所持していると証明できた場合、Challenges(挑戦)をされたプレイヤーは表向きにしたカードを場のキャラクターカードデッキに戻し、新たに1枚キャラクターカードを手札に入れます。
自分が行ったAssassin(暗殺)に対してChallenges(挑戦)されたが、証明に成功した状態
Challenges(挑戦)に失敗したプレイヤー(Challenges(挑戦)され証明できなかった、
もしくはChallenges(挑戦)したが相手に証明された)は1枚キャラクターカードを表向き(行動不能)にします。
自分が行ったブラフに対してChallenges(挑戦)され、証明できず1枚が行動不能になった状態
上記を繰り返すことで、最後まで生き残ったプレイヤーの勝利となります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
Coup(クー)は2人から6人まで気楽に楽しむことができ、ブラフや推理力を駆使するオススメのカードゲームです!ぜひ一度プレイしてみて下さい!