【ゲムマ2021秋】 1日目を終えて、関係者の方々に感想をお聞きしました!【現場インタビュー】

【ゲムマ2021秋】 1日目を終えて、関係者の方々に感想をお聞きしました!【現場インタビュー】

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『ゲームマーケット 2021 秋』1日目に参加された皆様、お疲れ様でした!

今回は、2021年11月20日(土)に開催された『ゲームマーケット 2021 秋』の1日目を終えて、 運営のゲームマーケット事務局の責任者様、株式会社アークライトの広報担当者様、店舗運営やアプリの提供でもご活躍されている各ブースの出展者様に本日の印象や感想を伺いましたので、まとめていきます。

株式会社アークライト 鈴木さん

画像 鈴木さんとゲムマ先行発売の目玉ゲーム『TIGER&DRAGON』

「前回の開催時よりも入場者様は多くなりそうな見込みだったのですが、実際1日目を終えて、とても多くのお客様に来ていただけたと実感しているところです。 イベントに関して難しい時期だった中で、この1ヶ月間でかなり状況が変化し、その結果楽しみにして頂いていたお客様に足を運んで頂けるようになったのだと実感しました。 各ブースの出店の準備はかなり前からやらなければならず、難しいところもあったかと思いますが、今回お客様が多く来て頂けたことで次回の開催時には、より本腰を入れて準備をしていける、と思えるような、前向きになれる熱気を感じました。引き続きゲームマーケットを皆様と一緒に盛り上げていきたいと思います。」

DEAR SPIELE 川口さん

画像 ※写真はディアシュピールさんのブースで撮影されたものを使用しております。

「ここ10年ほどゲームマーケットに参加していますが、その中でも最も「希望と笑顔に溢れたゲームマーケット」だったと思います。もちろんコロナ禍の影響もあり、まだまだ不安が拭えないなか、来場者も出展者も本当にみなさん笑顔で、ただ、その笑顔は単純にイベントが楽しいと言うよりも(もちろんイベントは楽しいと思いますが!)このようなイベントが実施できる喜びと、これから先、日常が戻ってくる希望に対する笑顔だったのではないでしょうか。 また、大きな変化として、集英社のような大手出版社の出展などもあり、今後の発展に対する希望も見いだせるそんなゲームマーケットだったと思います。」

JELLY JELLY CAFE 白坂さん

画像 JELLY JELLY CAFEブースの皆様

「ゲームマーケットについてはずっと出店をしてますが、前回と前々回はコロナ禍ということもあり、しょうがないとは思いつつも少し寂しいな、というところがあり今回も不安があったのですが、コロナ前にかなり近いぐらいまでお客様の数が戻っていて、盛り上がっていたという印象です。当店もおかげさまでずっと盛況で、商品をある程度の数用意していたのですが、新作の2つの商品など、売り切れが発生してしまうぐらいでした。これまでも、売り切れとなるケースは珍しく、当ブースだけでなく、会場全体として盛り上がっていたなぁと感じました。また出店されているブースの中で、初出店ブースも多かったのですが、これまでの初出店のブースよりクオリティが高く、これで初出店なのか、と思うブースもありました。そういった意味で全体のレベルが上がっていると感じましたね。明日もよろしくお願いします!」

Little future 岸本さん

画像 岸本さん:写真右側

「本当に人の数はゲームマーケットらしくなってきたなぁというか、戻ってきたなぁという印象です。私は今日1日ブースよりも、色々なブースを見て回っていたのですが、どこも活気がありましたね。ゲームマーケットは毎回参加している訳ではないのですが、コロナ禍の最中ですと入場制限があったり、5000人以下という制限があるなど、難しさも見てきたので、色々なサークルの方が色々なゲームを沢山の人に手に取ってもらえるというゲームマーケット本来の姿が戻ってきたのかな、と感じました。ボードゲームカフェという立場から見ると、分母が大きくなるとそれだけ土壌も育つといいますか、今回のゲムマでは良いゲームが沢山あったな。と本当に感じました。それは作る人が沢山いる分、それぞれが切磋琢磨した結果良いゲームに繋がっていると感じています。今回はゲームを沢山買ってしまいました。(笑)」

GOTTA2 柳川さん

画像 GOTTA2 柳川さん

「初日お疲れ様でした。そうですね。なんといってもやっぱり希望があったな。というところを最初に言いたいですね。やはりコロナ明けの1発目ということで、コロナ前の絶頂期と比べるとどうしても少ないと思いますが、今までのコロナ禍の中での人数と比べたら倍になっているのではないかな、という印象です。見ての通りの賑わいで、立ち上がりに非常に力強さを感じています。これが来年の冬や再来年の春になれば、更にドンドンと増えていくのではないか、と。そういった意味でトンネルは抜けつつあるということを実感できた初日でした。」

BoDoGeGo ニックさん

画像 ニックさんとマスコットキャラクターのすたぴ君

「今回の印象でいうとやっぱり、コロナ前に比べてやはり人が増えたな、という印象ですね。特に家族連れなどが目立ち、コロナによる在宅需要の関係で、ボードゲームをやる家族が増え、お子様連れのお客様が増えたのではないでしょうか。 ボードゲーム業界にも子供が入ってこないと、単純に年齢層が上がっていくだけになってしまうので、子供の頃から英才教育ならぬ、ボドゲ教育のような形で触れていただきたいと考えています。当社のマスコットキャラクターの『すたぴ君』は子供や女性との相性が良いように作っており、徐々に人気も高まってきておりますので、今回のようにゲムマに出店して、子供や女性にアプローチすることでボードゲーム業界の発展に寄与していけたらいいな。と感じましたね。」

ゲームマーケット事務局 責任者様

画像

「開催前は不安はありましたが、コロナの状況も改善しているため、より多くの方にご来場いただけるのかなと思っていました。ただ、想像以上にお客様に戻ってきて頂き、過去でも例を見ない賑わいとなったという印象です。特に、待ち望んでいた、ボードゲーム好きのお客様に多く来ていただけたのかなと思います。このようなイベントを通して、日本のボードゲームシーンがどんどん盛り上がってくれることを期待しておりますので、二日目はどのような客層の方に来ていただけるのか、楽しみにしています。」

まとめ

インタビューをさせていただき、多く耳にした内容はやはりコロナ前、コロナ禍での開催時との比較についてでした。コロナ禍で制限がある中での開催が続き、今回も不安であったという点が、全体として共通して感じていたことだと分かりました。しかし、蓋を開けてみるとコロナ前に迫る来場者数があり、その点については、やはり共通して希望や期待を感じることができた、と話されていました。

来場者の皆様の熱気、新たな業界からの参入、新規クリエイターのレベル感の向上、ボードゲーム業界を盛り上げるための独自の施策等、それぞれがボードゲーム業界の更なる盛り上がりに繋がることだと思います。別々の立場にある方々が、色々な方向性からボードゲーム業界を良くしようとしていると分かり、これからますますこの業界が盛り上がることを確信した1日でした!

掲載をさせて頂きました皆様、突然のインタビューにもかかわらず、ご対応いただきまして誠にありがとうございました。 この場を借りて改めて御礼申し上げます。 BOARD一同

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